1つのテーマに継続的に取り組み成果をまとめる
大学で心理学を学ぶことによって、学生の皆さんは人の行動や心理に関する問題を解決する力を身につけることになるでしょう。心理学の知識を利用して、個人、組織そして社会の様々な問題に対応できるようになるはずです。ただし、大学では個別の解決策を教えてもらえるわけではありません。基礎を学び原理を理解して、実際の問題に応用する力は自ら身につけていく必要があります。その応用力を磨いていくのに、卒業論文への取り組みは大いに役立つはずです。
卒業論文抄録集 また、卒業論文のためには、心理学的な研究を実施することになります。研究計画を立案し、データを収集、分析して、その成果を他の人に伝えるために様々な形でのプレゼンテーションをおこないます。本学科の場合、そのテーマは心理学的なものに限られますが、このような一連の取り組みは社会の様々な場面で必要とされることです。卒業論文に取り組んだことは、直接的にではないにせよ、社会に出ても役に立つことでしょう。
