研究会開催のお知らせ「心理学と睡眠」

2025年2月26日(水)15:00-17:00に、愛知淑徳大学星ヶ丘キャンパスにて、以下の研究会が開催されます(東海心理学会主催)。

話題提供は、江戸川大学睡眠研究所の浅岡先生と西村先生です。西村先生は愛知淑徳大学心理学部の吉崎ゼミ(生理・認知心理学領域)の出身です。なお、本研究会の企画・司会は本学心理学部の平島太郎先生が務めます。

演題:「心理学と睡眠 ——睡眠を心理学研究に取り入れる——

日時:2025年2月26日(水)15:00-17:00

場所:愛知淑徳大学 星ヶ丘キャンパス 1号館 13E-1教室
(名古屋市営地下鉄東山線星ヶ丘駅3番出口を出て左手方向5分、正門から入り正面の建物)

話題提供:浅岡 章一 氏・西村 律子 氏(江戸川大学 睡眠研究所・人間心理学科)

企画・司会:平島太郎氏(愛知淑徳大学 心理学部)

発表概要:人間は1日のうち4分の1から3分の1もの時間を睡眠に費やしています。睡眠行動自体が重要な研究対象であることは言うまでもありませんが、睡眠が認知機能や社会行動に及ぼす影響も考えると、心理学の観点から睡眠研究を行う、あるいは睡眠を心理学研究に取り入れる意義は非常に大きいと言えます。本研究例会では、「心理学と睡眠」をテーマに、江戸川大学睡眠研究所に所属する浅岡氏と西村氏に話題提供をいただきます。浅岡氏には、心理学における睡眠研究の概要を紹介していただき、睡眠が心理学的現象の理解にどのように寄与するかを概観していただきます。続いて西村氏には、睡眠変数を心理学研究に組み込んだ具体例として、「寝不足」が感情的ストレス場面での高次認知機能に及ぼす影響を検討した実験についてご紹介いただきます。そして、講演者による話題提供をもとに心理学研究における睡眠の重要性とその応用可能性についてフロアを交えて議論したいと思います。本研究例会が、心理学の研究者や実務家の皆様にとって、睡眠を心理学研究や実践に取り入れるための視点や手法を学ぶ機会となれば幸いです。

※本研究例会は、文部科学省科学研究費補助金(基盤研究C)「集団成員の睡眠不足が集団パフォーマンスに与える影響」(23K02834、研究代表者:浅岡章一)の支援を受けて開催されます。

 

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2025/02/25

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