成澤元先生らの研究論文が「生理心理学と精神生理学」に掲載されました。
論文タイトルは「健常者および特発性過眠症,ナルコレプシー患者の主観的・客観的眠気指標の比較」です。
概要:日中の眠気の強さは、主観的な指標と客観的な指標があります。これらの指標を用いて、健常者と日中の強い眠気を主訴とする過眠症患者のデータを比較しました。その結果、健常者の中には主観的には眠くないと評価していても、生理指標を用いた客観的指標では強い眠気が疑われる者が含まれ、その眠気の強さは過眠症患者と同等レベルでした。つまり健常者の中には、自分の中の強い眠気とそれに伴うパフォーマンスの低下に気づいていない人が、比較的多くいる可能性が示されたことになります。
■ 生理心理学と精神生理学
https://doi.org/10.5674/jjppp.2408oa 別ウィンドウで開きます。
2025/03/07