人に情報を伝えるコミュニケーションに関心があり、本学科への入学を志望しました。1年次に受講した『心理学研究法概論』では、データの収集と分析が研究を進める上で最も重要であることを学修。2年次の『心理学研究法実験演習(社会)』では、多様なデータを測定・分析し、考察するという心理学研究の一連のプロセスを実践的に学ぶことができました。授業を通して、人の行動原理について事実をもとに分析する習慣がついたことで、客観的な視点と論理的な思考力を修得。例えばニュースや記事を見た際に、一見もっともらしく書かれていても、論理の飛躍や矛盾、因果関係などがないか見極められる力が身につきました。また、自分への批評についても、指摘された事実を客観的に受け入れ、改善点を論理的に考える力が得られたと思います。
将来は、情報を発信するアナウンサーとして活躍することが目標です。アナウンサー自らが報道原稿を書くこともあるので、誤解を与えない報道の方法を学ぶために、ゼミではマスメディアやSNSで発信される情報が人の心理や行動に及ぼす影響について研究しています。今後も学科の授業やゼミ活動での学びを深め、正確で誤解のないような伝え方を追究していきたいです。
2024/07/09