桑田 歩実

Q1.この学科・専攻を志望した理由は?

進学先が決めきれず悩んでいた時、担任の先生や家族、友人に不安を打ち明けたことで心が軽くなった経験から、人と人との関わりを探究する心理学に興味を持つようになりました。愛知淑徳大学でなら、以前から興味を持っていた発達心理学の領域だけでなく幅広い領域を学修できるため、学びながら自分の将来について考えたいと思い入学を決めました。

Q2.入学して感じたこと、印象的だった授業は?

1年次に幅広い領域を学ぶなかで、身近な内容を多く取り上げていることから興味を持ったのが社会心理学です。2年次の『対人コミュニケーションの社会心理学』の授業で「コミュニケーションには、話す力だけでなく聴く力も大切」と学び、それ以来、“聴く”という行動に着目。卒業論文では、聴き手の言語的応答が人と人との関係継続に与える影響について研究しました。私自身、うまく話そうとするのではなく、まず聴くことを大切にしようという意識が生まれ、日常のコミュニケーションにも役立っています。

Q3.学科で学んだことを今後どのように活かしていきたい?

社会に出ると、わからないことや失敗することがたくさんあると思います。それでも、心理学の学びの中で繰り返してきたように「なぜそうなったのか」「次はどうしたらいいか」を考え、成長し続けられたらと思います。卒業後は営業事務の職に就きますが、学びを通して身についた視点や考え方は、他者と関わりながら仕事をする中でも活かしていきたいと思います。目に見えない相手の心を敏感に汲み取りながら、お客様からも仲間からも信頼されるような人になりたいです。

2024/07/09

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