中島 実優

愛知淑徳大学を選んだのは、心理学の主要4領域を総合的に学べ、ゼミで専門を深めていくスタイルに惹かれたから。子どもの発達過程を探ったり、脳波から人の心の状態を捉えたりと“これも心理学なんだ”と驚くことも多く、授業はいつも刺激的でした。子どもの発育や発達障害、老年心理など、家族と接する上で必要な知識も身につきました。また、ボランティアサークルに所属し、東日本大震災で愛知県に転居を余儀なくされた子どもたちと、地元の子どもたちとが一緒にキャンプをして交流を深める活動にも参加したことで、“心理学”と“子ども”、このふたつが就職活動でのキーワードとなりました。警察官をめざすきっかけになったのは、授業を通して「幼少期に虐待を受けると、反社会的な行動を起こす可能性が高くなる」と知り、虐待を受ける子どもを救いたい、と思ったから。公務員試験の勉強は、模擬試験で良い結果が出ず焦ることもありましたが、1年かけて対策をして徐々に得点を上げることができました。卒業論文のテーマは『幼少期の被養育認知が、人のレジリエンスに及ぼす影響について』。助けを必要とする多くの方の力になれるよう、努力していきたいと思います。

2024/07/09

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