論文掲載情報202409-2

太田直斗先生らの研究論文が「認知心理学研究」に掲載されました。

論文のタイトルは「学習時のディストラクタ刺激の類似性とカテゴリーは物体の記憶に影響するか」です。

学習時に提示される学習対象ではない画像と学習対象の物体の類似性の違いと、物体の画像を記憶するときの名前の性質の違いが、物体の画像の記憶にどのような影響を与えるのかを調べました。

結果としては、学習対象の物体の記憶成績は、学習対象ではない画像がどれだけ学習対象と類似しているかに影響され、その影響は、物体を記憶するときの名前の性質によって変化することがわかりました。最終的な議論では、物体の名前の中でも、記憶成績が学習を行うときの文脈に依存しないタイプのものがあるということが示唆されました。

■認知心理学研究
https://doi.org/10.5265/jcogpsy.22.29 別ウィンドウで開きます。

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